縮小体質の三女と、その家族たちが繰り広げる小さな物語。
ツナさん制作のフリーゲーム
タイニー・スプーン・ガール (※R-18)のご紹介です。
R-18の一文で期待する方も居ると思うけど、
えっちなイラストはありません。
えっちなシーンはあるよ。すごく良いよ。
あらすじ等は配布元であるツナさんとこの記事で書かれていますが、
別な視点で語るのもまた良いものでしょう。
ということで、登場人物紹介とゲームの流れをざっくりと。
レンゲ
原因不明の縮小体質を持っており、
小さくなった時は長女のエリカに守られつつ育った。
急に小さくなり、急に戻る、生活が大変そうな体質だが、
ここ数年はすっかりご無沙汰で、治ったものと思っていた。
そう、この物語が始まるまでは。
プレイヤーが操作するキャラクターなので、
レンゲ自身が何を選択するかはプレイヤー次第。
そして、それが未来の選択である。
エリカ
レンゲの縮小体質を知っている唯一の人。
というのも、エリカ自身が「二人の秘密」としていた為。
確かにベラベラ喋るもんじゃないよな。
ちなみに旦那さんはノルウェーの人。
物語はエリカが子供と一緒にレンゲの家……
つまり"実家"へと里帰りする所から始まる。
ルリ
父親はノルウェーの人だけど喋るのは日本語。
レンゲが小さくなることは知らないが、レンゲとは仲が良い。
でもねぇ、この子ねぇ、元気いっぱいな年頃ですからねぇ(?)
主人公の素の背丈が低いので、身長差が逆転するのはルリだけ。
いやまぁ、他がお姉ちゃんばっかりだからそりゃそうなるんだけど。
天真爛漫で元気な母親似の女の子。
ユリ
遊び始めてすぐに思うのは「この人と関わるシーンあるの?」かも。
でも安心してください、ちゃんと姉妹してます。出番もたっぷり。
レンゲとはあまり良い関係を築けておらず、
自室も鍵がかけられている嫌われっぷり。
レンゲ以外とはごく普通に話すし、ネコも可愛がる。花の世話もする。
おまけにネズミも気にかける。根は良い人。
ネコ&ネズミ
小さくなったレンゲにとってはネコちゃんも大きなけもの。
人間の言葉が通じるわけもないし、とっても怖い。
ネズミの方も人間の言葉は通じない。
でもネコを怖がる心は同じ、たぶん何かしてくれるはず。たぶん。
ゲームの流れ
お話を読む→探索する→選択肢を選ぶ→……の繰り返し。
最大の特徴は何と言ってもレンゲの縮小で、
小さくなる前と後では行動範囲やできることが変わってくる。
「隠れる」か「見つかる」かも選択肢のひとつ。
小さくなる前に開けたドアや窓は開いたままになるので、
開けておくか触れずに閉めておくかも選択肢のひとつ。
……開けられないドアを茫然と見上げるのも興奮しますよね。
エリカ、ルリ、ユリには好感度があり、
それぞれに個別のエンディングが複数あるので、
気になる子とレンゲが仲良くなるように仕向けてみよう。
また、ルリとユリは小さくなったレンゲをまだ知りません。
小さな姿で知られに行くも良し、隠れて隠し通すも良し。
それぞれにしっかりと展開が用意されています。
"知られたタイミング"ごとにセリフがあるのも芸コマ。
1~4日目にはわりとバッドめなエンディングがあり、
「小さなレンゲが居るとは気付かず……」な定番パターンから
お子様にはとても言えない愛深き……ふふふ、なパターンまで色々。
探してみるのも一興ですよ。
あぁ、あんまり話すと攻略チャートみたいになっちゃう。
というわけで、後は遊んでみてのお楽しみということで……。
……さぁあなたも!
レンゲがあんな目やこんな目にあう所を楽しみましょう!
あれ?そういうゲームだっけ?……そういうゲームだな……。
余談
実は山奥の箱庭を作るキッカケは、
このゲームのテストプレイをお願いされたことでした。
「良いなぁこの姉妹、あぁこの展開!良いなぁ!」
なんて思いながら遊んでいて、ふと思ったのです。
「私も縮小系のゲーム作りたい」
……その気持ちが初動用の動力になりました。
レンゲが受けのネコちゃんっぽかったので
山奥の箱庭に出てくるヴェラの性格がイケイケ気味だったり、
とある展開のとあるシーンのとある人物を見てた影響で
山奥の箱庭に出てくるヒルダの性格があんな感じになってたり、
ちょこちょこ影響を受けてます。
あと、過去に投稿したコレも実は。
この作品のとあるシーンに影響を受けてます。
こうして見ると5cmって小さいね (n日ぶりn回目)