身長が制限時間という楽しいゲーム。
配布ページはあちら。Steamのページはそっち。
あと、私がプレイしてる動画はこっち。
研究室の中に点在する材料と、
材料の組み合わせ方が書かれた指示書を探して
「小さくなるのを止める薬」を作るゲーム。
そう。主人公は今まさに縮みゆく人間。
のんびりモタモタしていたら
机の上のイチゴジャムも持てなくなってしまうのです。
画面左端に現在の身長が表示されていて、
これが赤い領域に届いてしまうとゲームオーバー。
週明けに誰かが見つけてくれれば……と祈る結末に。
タイトル画面で「Play with Tutorial」にチェックを入れれば
小さくならない普通の状態で
じっくりとゲームの流れを覚えることができます。
同じくタイトル画面の「Sandbox Mode」にチェックを入れると
ゲームオーバーにならず、自由に元の背丈へ戻れる状態で
存分に!何度でも!縮むことができます。やったね。
操作は W,A,S,D で移動、Shiftキー押したままで走る、
マウスを動かして視点移動、
左クリックで引き出しなどの開閉/装置の起動、
右クリックでモノを掴む、
スペースバーでジャンプ。
Rキーを押しながらマウス操作で掴んだモノを回せます。
が、のんびり向きを整えてる時間があるかというと……?
引き出しの中のクリップボードなどに書かれている。
棚の後ろやロッカーの中、机の上など様々。
油断してると「見つけたけど届かない」なんてことも。
▲ 2つの材料を組み合わせるものは、
この蒸留器にセットしてあげればオーケー。
▲ ○○+[0000]のような数字が書かれているものは、
このバイオリアクターに材料をセットして
横の端末でパスコードを入力すればオーケー。
ちなみに、入力中も縮み続ける。市民、縮小は強制です。
▲ ○○+Microwaveと書かれているものは、
材料をレンジに入れてレンチンすればオーケー。
▲ 組み合わせ方を間違えて謎な物質ができてしまったら、
この、なんだ。ケミカルリバータに入れるといい。
組み合わせる前の材料がすべて戻ってくるぞ。
……地味にこの機械すごいんじゃ……?
▲ 無事に3つの"Key"となる薬が揃ったら、
この解毒剤処理装置にセットしよう。
3つセットした時点でクリアとなり、縮小が止まるぞ。
あらかじめ小さくなった時用の道を作っておくのも大切。
▲ 次の研究員はきっと上手くやるでしょう。
▲ サンドボックスモードなら縮む速度も背丈も自由自在。
通常モードでは到達できない0.1cmにまで縮むことができます。
Minus Labと同様、私の性癖を正面から射抜いてきたゲーム。
左端の身長表示は本当に目から上鱗でした。
刻一刻と減っていく身長の数値と
じわじわ下がっていく視点が、
「縮み続けている」という事実を突きつけていて。
自ら積み上げたバインダーやゴミ箱を登って、
どうにかテーブルの上へと辿り着こうとする時。
開けっ放しになった引き出しを
どうすることもできず、ただ見上げている時。
材料を探すこともあきらめて、
自分自身の大きさを狭い場所を通って確かめる時。
せっかく登った戸棚の上から降りて、
ぐるりと回ってさっきまで居た高みを見る時。
不思議と私の心はふわふわするのです。
あ。そうそう。狭い所にこっそりと
作った人からのメッセージが隠されているみたいです。
探してみるのも一興ですぞ。
ふふふ。なかなかナイスな所に隠されてました。