「亞北ネルの異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めてこの状況を見守るようになったか」の裏側

※かつてニコニコのブロマガに投稿した記事です。

何か愛情が歪んでいる気がしなくもないネルさん。

何よりも先行して「このネルさんを使ってみたい」という気持ちがありました。
この衣装なら室内がベスト、となると巨大化は少し難しいです。
縮小化ではせっかくの脚や腕が見えないのが難点です。
・・・そこで、レン君。

私の中にある「亞北ネル」のイメージというと、
ツンデレ
・負けず嫌い
・レンに好意を抱いている
・ミクさんに負けずと劣らず髪の物理演算に悩まされる
というぐらいなので、レンが出てきました。

tda式はどこか妖しげな雰囲気もあるので、レンに迫る感じを想像した結果、
この静画にような構図がぼんやり浮かんできました。
自分で作っていても「異常」な感じがしたので、タイトルも「異常な愛情」にしました。
ちなみに元ネタは映画のタイトルです。見た事はないのです。



今回はこういう流れで作ってました。
時間としては2時間ぐらいです。
・位置決め
・レンのポーズ決め、物理焼きこみ
・ネルのポーズ決め、物理調整・焼きこみ
・二人の位置調整、表情決め
・良さそうなカメラアングル探し
・SSAOの調整

レンのポーズ決めから始めているのは、
縮小化や巨大化している人から作って物理演算焼きこみ、という製作スタイルです。
MMM側でモデルのサイズを変えると、物理演算にも影響するので
ポーズだけ決めて物理演算焼きこみ→サイズ変更、という手順で作っています。

また、レンのポーズ付けの時はステージを4倍して、
ネルのポーズ付けの時はステージを1倍に戻した上で、レンを0.25倍にしています。
・・・単純に私の趣味です。私も小さくなった気分を味わいたいのです!