入れ子の園の有栖



2月末に、Maquetteというゲームのトレーラームービーを見て
「あぁマトリョーシカなやつ良いねぇ」……ということで、
今回はマトリョーシカな植物園です。じゃーん。

等倍のステージとモデルを用意した後、
まったく同じセットを10倍、100倍、1,000倍、10,000倍、100,000倍、
0.1倍、0.01倍、0.001倍、0.0001倍……とそれぞれ配置してます。

ただ、それだけだと遠景が寂しくなっちゃうのでどうしようかなーと。
カメラの位置的に遠くの方のがほとんど重なっちゃってて、どうにも遠景が寂しくなっちゃう。
仕方ないのでDOFで強めにボカシを入れてそれっぽくしてます。

この辺はSuperliminalを遊んでると「なるほど」と思うけど、
なんか別口で再確認させられた感じ。



後はカメラの描画距離。
大きいのも小さいのも居るので、描画範囲も超広く、
手前0.1 奥10,000,000に……と思ったら、
演算精度の関係でZ-Fightingが起こっちゃってて、
エプロンと服がチラチラしたりしなかったりがめっさ気になる。
投稿したのもよく見るとチラチラしてるシーンがあるけど、黙ってればバレへんか……。

今回に限って言えば、少しゴリ押しすればなんとかなりそうだったので、
手前1,000 奥10,000,000で出力した後、
それを背景AVIに設定して、改めて手前0.1 奥2,500で出力してます。
こんな作戦が上手くいくのか…?って思ってたけど上手くいってた。


動画だとずんずん小さい方にカメラが注目していってるけど、
実はMMM上では終始ほぼ同じ大きさのを写してます。
0.1倍の方にズームインした直後、一瞬で10倍の方へ移動して、また0.1倍の方へズームインして……と繰り返しているのです。


……今回はおまけ無いです。そーりー。