海外のゲーム「Tales From The Minus Lab」に関する個人的なメモ。
私は英語を読めないので、間違っている可能性がそこそこ高いです。
(サイトは消えちゃったっぽい…?)
【操作方法】
一般的なFPSと同じなので、
MinecraftやPortalを遊んだことがあれば問題ないかも。
移動 | W,A,S,Dキー |
視点操作 | マウスを動かす |
ジャンプ | スペースバー |
モノを掴む | Eキー |
モノを投げる | Rキー |
掴んだモノを回す | Shift押しながらW,A,S,Dキー |
小さくなる | 左クリック |
大きくなる | 右クリック |
ちなみにESCキーでタイトル画面に戻る。
ただしセーブ機能はないのでリスタートは最初から。
なお、ゲーム中に表示される操作説明はすべて
XBOXのコントローラーに合わせた表示なので注意。
【小さくなる前に】
ゲームを始めると、レコーダーと写真立てを前に、
誰か(おそらく主人公とその家族)が話を始める。
話の詳細な内容についてはツナさんの記事が詳しい。
話が終わると、舞台となる家の玄関へと場面が移る。
ここから自由に移動可能。奥の研究室へと向かおう。
研究室に入ると機械が煙を出しつつ故障していて、
おまけにブレーカーが落ちているため薄暗い。
机の上にあるゴーグルを E キーで身に着けて、
出入り口の近くにあるブレーカーのレバーを上げよう。
ゴーグルの表示に従って、ドールハウス近くの机にある
カートリッジのようなものを近くの白い機械に近づけよう。
すると主人公が止める間もなく部屋の中にワープさせられてしまう。
ここから3段階に自分の大きさを変えられる。
大きくなれば高く跳べるし、小さくなれば狭い場所を通れる。
まずはこの家から外に出てみよう。
【大きさの違いなど】
ゲームが進むと、右側の縦長いバーに身長の表示が追加される。
単位はインチ/フィート。通常は5ft4in、最小で0.25inだ。
大きさの目安として同じくらいの背丈の生物のアイコンも出る。
縮小装置の前には質量保存の法則も意味をなさないのか、
小さなれば体重は軽く、大きくなれば体重は重くなっていく。
移動速度とジャンプの高さは小さくなればなるほど遅く低くなる。
小さい時はテーブルの上から落ちるだけでも無事では済まない。
最小サイズの時に至っては本の上から落ちることすら・・・
中央のテーブル付近にある緑色の液体に触れた時や、
ある程度の高さから落下した時、ダメージを受け画面が赤くなる。
時間が経てば少しずつ回復していく。
あちこちに設置してある単三電池とアンテナのオブジェに近づくと
ランプの色が変わり、アクシデントがあった時にそこから再開する。
(※セーブポイントではない。Minecraftのベッドみたいなもの)
【設定変更】
ゲーム開始前に「OGRE」と書かれたウィンドウが出る。
ここで描画などに関する設定の変更が可能だ。
いくつか、私の分かる範囲で説明を書いておこう。
Allow NVPerfHUD | NVPerfHUDという開発者向けツールを使えるようにするか否か、だと思われる。普通に遊ぶなら No で良い。 |
FSAA | アンチエイリアス。数字を上げるほど画面が滑らかになるが、動作も重くなる。 |
Floating-point mode | 浮動小数点の扱いと思われる。 |
Full Screen | フルスクリーンで遊ぶか否か。Yes でフルスクリーンにするのがオススメ。 |
Rendering Device | ポリゴンの生成・表示に使うデバイス。環境により表示される選択肢は異なるので、問題が無ければ初期値のままが無難。 |
Resource Creation Policy | よく分からないが、ハードディスクかRAMへ一時的にデータを入れておく時についての項目と思われる。 |
VSync | 垂直同期。操作の遅延が気になる等の場合は No で試してみると良いかも。 |
VSync Interval | 垂直同期の間隔? 色々試した体感では、マシンスペックに自信があるのなら少ない数字がオススメ。 |
Video Mode | フルスクリーン時のモニタ解像度と色数の設定。お好みでどうぞ。 |
sRGB Gamma Conversion | 色に関する設定なのは分かるものの、詳細は不明。 |
マシン環境によって違う部分もあるかもしれないが、
参考になれば嬉しい。
ちなみに設定の情報は、
TalesFromTheMinusLab\bin\config\ogre.cfg に保存されている。
【ヒミツのカギ】
あちこちに大小様々な大きさのカギが落ちている。
どうやら全部で 31個 あるらしい。
私は 28個 見つけた。メモついでにその場所を書いておこう。
- ドールハウス横の逆さに置いてあるコップの中
- 中央のテーブルと木の根の間にあるハコの中*1
- 大木近くにあるプロペラ付き機械の裏側
- 大木の横に開いている穴の中、正攻法はパーツを集めて橋を下ろす
- 中央のテーブル下の割れたビーカーの中、床下を使おう
- 壁際のテーブル下のゴミ箱の最下層
- ドア近くの横倒しになってない長靴の中
- 大木の上に向かって開いている穴の中
- 大木の根から入れる床下、ドア側にある
- 大木で影になっている壁側の、壁にかけられた木材
- ドア近くの横倒しになっている長靴の中
- 壁際のテーブルと一体化しているタンスの最下段右側の隙間
- 机の下のゴミ箱の牛乳パックの中
- 中央のテーブルの足付近から行ける床下
- 壁際の机にある白い機械の横の鉢植えの受け皿、すごく小さい
- 壁際の机にある白い機械の中、手前側の基板
- 壁際の机にある白い機械の中、奥側のボックス
- マトリョシカの横にある機関車の運転席
- ハムスター小屋の中
- 火山的な置物のヤシの木の下、2位のメダルの下
- 火山的な置物の火口部分
- スタンドライトとボトルシップの間にある置物の裏側
- ボトルシップの中の船
- ボトルシップの近くにある鉢植えの植物の根元
- 壁に付けられた時計っぽいモノ(左)の上
- 壁に付けられた時計っぽいモノ(右)の文字盤の下
- 中央のテーブルにある歯車の試験管立て上部、緑色の試験管の近く
- 中央のテーブルにある歯車の試験管立ての台座、椅子側にある
- 中央のテーブルの腐ったチーズみたいなモノの内側
- 中央のテーブルにある定規の橋がかけられたフラスコの中
- 中央のテーブルの迷路の中、事前に迷路を暗記できれば楽?
【2020/11/12追記】実際に集めている動画も置いておこう。
【コマンド?】
デバッグ用なのか、特定のキーを押すと
決められた位置・状態から再開したり、障害物を無視したりできる。
せっかくなので、ここにまとめておきます。
1 | ドールハウス後ろの壁の隙間からスタート。 大きさは1in~4inまで。 |
2 | 一番高い棚の上。 大きさは1in~4inまで。 |
3 | 一番低い棚の上。 大きさは1in~8inまで。 |
4 | 中央のテーブル。 大きさは5ft4in~0.25inまで。 強制的に曲が再生される。 追加効果としてダメージ無効になる? |
5 | 一番低い棚の下。 大きさは1in~8inまで。 いきなり落下ダメージを受けるのでビックリする。 |
6 | ドールハウス前。 大きさは1in~4inまで。 |
7 | 中央のテーブル。 大きさは5ft4in~0.25inまで。 |
8 | とある部屋の中。 大きさは1in~4inまで。 |
9 | スタート地点。 大きさは5ft4in~0.25inまで。 ゲームが進むとスタート地点のポリゴンは非表示になる。 |
Z,X | 曲を変更する。 4キーを押した時の曲と重なるので注意。 |
C | NoClip、障害物無視の切り替え。 障害物無視ができる間はモノを掴めない。 |
V | 中央のテーブルに移動する。 数字キーのものと違い、ワープするだけ。 |
B | 照明の切り替え? |
N | シェーダー切り替え? |
H | シェーダーのデバッグ用表示切り替え? |
J | ゴーグル装着済み&背丈表示ONの状態にする。 |
K | ゲーム開始直後のレコーダーと写真立ての画像を非表示にする。 |
L | ゲーム開始直後のレコーダーと写真立ての画像を表示にする。 |
Y | 動かせる小物類を所定の位置に配置し直す。 ……詰み防止というわけではない。 |
U | フリーズ。 |
O | 照明の設定用ウィンドウらしきものが出る。 何故か開いている間は移動量が保持される為、ジャンプ直後に使えば無限上昇が可能。 |
また、PrtScキーでスクリーンショットが撮れます。
私の環境では TalesFromTheMinusLab\bin\Master\ 内に
撮影したスクリーンショットが JPEG で保存されました。
【寝言】
ここから私の寝言。恥ずかしいので読まないこと。
便宜上、大きさについて以下のような表現をしています。
1/256:0.25in(0.635cm)、アイコンはアリ。最も小さな状態。
1/128:0.5in(1.27cm)、アイコンはテントウムシ。
1/64 :1in(2.54cm)、アイコンはカマキリ。
1/32 :2in(5.08cm)、アイコンはハチドリ。世界最小の鳥らしい。
1/16 :4in(10.16cm)、アイコンはカエル。
1/8 :8in(20.32cm)、アイコンはリス。
1/4 :16in(40.64cm)、アイコンはウサギ。
1/2 :32in(81.38cm)、アイコンはイヌ?
1/1 :64in(162.56cm)、アイコンは人間。
ドールハウス
ザックリとネタバレするとドールハウスなのだが、
外に出た時のなんともいえない感覚はとてもクセになる。
内装がさっきまで歩いていた場所とそっくりなのもポイントだ。
内装の都合上、一度外へ出たら戻れないように思えるが
実は階段に付けられている板の下は1/256なら通れる。
ただでさえ小さなドールハウスの中で更に小さくなった時は
自分のちっぽけさ具合とドールハウスの広さにドキドキしたよ。
ドールハウス前の階段は別にジャンプしなくても上り下りできるが、
1/256だとジャンプしても登れなくなる。ある意味すごい。
何故か中にある小さな本はドールハウスの外に持ち出すと
透明化してどこにあるか分からなくなってしまう。
ちょっと残念。
ゴミ箱
塵(ゴミ)だらけかと思いきや、上手い具合に隙間がある。
このゴミ箱の中では小さくなることしかできず、
外へ出るまでピクリとも元の大きさには戻れない。
あまり小さくなりすぎると落下に耐えられなくなることも。
入り口は全部で三箇所。側面の実質的な出口と、
上部の割れた試験管、パンの下にある空き缶の入り口の三箇所。
空き缶の方はそこそこ大きめの入り口なので、
1/16でも入れるほか、サイコロを中に入れることもできる。
ちなみにものすごーくメンドウなのだが、
側面の出口を上手く本でふさいで1/256まで小さくなると
小さすぎて本を押せずに出れなくなる。
(※かなり精密に位置調整しないとできない)
小さな迷路
私はこの迷路が好きだ。
最初は「小さすぎて迷路にもなってないんじゃない?」と思いつつ、
最短ルートをサクっと通ってカギを取ってしまおうと考えた。
それなのに、中に入った瞬間、道筋をド忘れしてしまったのだ。
さっきまでは持ち上げられそうなほど小さかった迷路も、
この時は壁の高さと背丈がほとんど同じくらい。
まるで実験用ネズミのようだと歩きながら思ったものだ。
1/128や1/256になると、小さな迷路も大きく感じられる。
迷路の外側の景色もぼやけて別世界に来たかのようだ。
迷路のフチにサイコロなどを置いておくと小ささを実感できる。
本やビーカー、インクのビンなどを使って、
1/256で通れるだけの僅かな隙間を用意し入り口をふさぐと
そのままでは小さすぎてジャンプしても外へ出られないし、
1/64まで大きくなっても押し動かすことができず、出られなくなる。
(しかも迷路の天井が邪魔で1/64より大きくなれない)
閉じ込められたい気分の時にぜひ、どうぞ。
その他いろいろ
長靴の先端は小さな穴ができている。
もうここまで読んだ人なら予想がついていると思うが、
この穴ももちろん1/256なら通れる。
フローリングの隙間は1/256だと落下してしまう。
小さい時は足元の大きな段差にも気をつけよう。
ゲーム開始直後に9キーを押せば玄関と廊下でも小さくなれる。
もちろん階段をふさいでいるダンボールの向こう側にも行けるが、
2階部分は作られておらず、当たり判定も用意されていない。
いつもなら研究室までの廊下はおおよそ4~6mだが、
小さくなればなるほど途方もない長さになっていく。
サイコロを足場にできるし、エンピツはスロープにできる。
先にエンピツの尖っているほうを下にしてスロープを用意すれば、
1/256でも歩いて登っていける。もちろん落ちたら・・・
実装されていない小さなピラミッドの謎
この動画では、部屋に置かれた箱そのものを回転させて
中にあるピラミッドの落とし穴を回避している。
が、実際のゲーム中ではこの仕掛けは無く、鍵もない。
実装される予定が、重大なバグなどで取り消されたのだろうか?
ちなみに、データ内には開発中の名残なのか、
使われていないタイプの身長表示用のゲージ画像がある。
ゲーム中で使われているものより少しかわいい。
*1:正確には机の引き出し