縮小テーブルトークぷれいんぐ - Shrink Table Talk Playing

私のなんてことない冗談から、不思議と続いた空想話。
縮小テーブルトークぷれいんぐ。


七日七晩と続いたこの空想話。
何を思ったか私はtogetterで三つに分けてまとめました。
「01」ではさよさんを縮め、私が縮められ、ブドウの種の上で寝るまでを。
「02」ではツナさんが縮められ、スライドガラスで二人きりになるまでを。
「03」ではこなごさんが縮められ、素敵なアリスごっこが終わるまでを。

そして「03」の後、私は参加していませんが、
「番外編」「場外乱闘」もあったみたいです。
(実はまだ読んでない・・・)

 ※あくまで空想ですよ。実際に会ってもないし縮んでもないですよ。


以下、私の蛇足と感想など。



空想の参加者

 【さよ】 Pixivアカウント
Pixivで小説を書いている人。
私に縮められ、無事に元の大きさに戻った後からは
いわゆるゲームマスターのような立ち位置で参加者全員を縮めていった。
途中から白衣の女性で、胸が大きいという外見設定が付けられた。
どこか無邪気さすら感じるが、やってる事はけっこうSっ気がある。


 【たっぴ】 ニコニコ静画
ニコニコ静画でMMMによる画像を投稿している人。つまり私。
この記事のトップにある何気ない私のツイートから空想話が始まった。
さよさんを縮め、その仕返しとして縮められ、空気中を舞うことに。
最初から最後まで外見設定が無いのはある意味、私らしい。
縮められたいかのような言動をしているが、
縮められた時にやや怖がっているような仕草も見せていた。


 【ツナ】 ミニマルルーラー
人間の縮小表現がある商業作品の感想・まとめを書いている人。
私とさよさんの空想にノッて、その流れで縮められてしまった。
正体不明のプログラム「overs」を使い、第七世界から
気配りのある照れ屋気味なやや視力の低い女性を操っていたという設定。
ややドジっ娘気味だが、的確な判断力を持っている。第六世代かは不明。


 【こなご】 手のひらsize!
個人サイトで小説やイラストを書(描)いている人。
面白そうということで参加し、一番最後に縮められた。
エプロンドレスの女性で、胸は大きくないという外見設定が付いている。
優しいのだが少しうっかり屋で、大事な事を忘れがち。
後半になるにつれてセリフが多くなっていく。


 【博士&マリア】
さよさんの創作小説に登場する人物。縮小装置の研究をしている。
「02」でツナさんを縮める為だけにやってきた。
ちなみに、この小説の挿絵をこなごさんが何枚か描いている。
(ここだけの話、実は私はこの二人を知らなかった)


「01」の感想

結局、回収されなかった伏線の「ビデオカメラ」
まぁいいか。きっとこれは私だけの楽しみです。ふふふ。

さよさんが元の大きさに戻ったあと、ツナさんと私の返事待ちがありますが
この時ちょうど私は席を外していてツナさんに先手を取られました。
が、そもそも私は縮められたいと思っていたので関係なかったという。
ちなみにこの時の「筆箱に入ってる定規で測れる範囲で」というのは
手乗りサイズにしてほしい、という超遠回しな要望。
縮められる方法として「魔法」を選んだのは、
縮むスピードが自由に変えられて、縮めるのに必要な条件が少ないから。

ドールハウスのドアノブに手が届かない、というのは
あの時ハッキリとそう思っていたのは私だけだったのかもしれません。
1/12スケールのドールハウスと、1/32に縮んだ私のサイズ差は約2.6倍。
つまりいつも見ているドアが2.6倍になっているようなものです。
1/2ですらドアノブを掴むのに苦労するのは知っていましたから、
これじゃドアノブは掴めないかな。と・・・。

翌日、1/100にまで縮められて、ドールハウスとのサイズ差は約8.3倍。
ベッドの高さを30cm*1と仮定しても約2.5m*2あることになります。
私の想像の中では4mに思えましたが、計算すると半分くらいなんですね。
ただまぁ普通に考えたら飛び降りるような高さではないです。
おまけにドアの高さを1.8mと仮定して計算すると約15m、かなり大きい。

その後、更に1mm、1/1600にまで縮められます。なんだこの分母は。
ドールハウスとのサイズ差は約133倍。人形ですら自分の100倍以上。
うっかりで *ぷちゅ* っと潰されてもおかしくないでしょう。


「01と02」の間

この縮小テーブルトークぷれいんぐ、自分以外の登場人物の行動は
基本的に他のプレイヤーさんが考えて動かすことになります。
となると、小さくなった自分に対して相手がどう動くか分からない。
で、それに対してこっちは「小さい視点で」動かなければならない。

相手が次に何をするか予測しづらい状況で、小さい視点を想像し続ける。
「02」の冒頭で私が「本当に小さかった」と言った理由はこれです。
・・・軽い自己暗示のようなモノだったんでしょうか。

小さくされればされるほど、行動の幅により強い制限が付きます。
ドールハウスの家のドアを自力で開けられない、とかね。
しかも、どれくらいの小ささにされるかも他プレイヤー次第だったので
更に小さくされるのではないか、という怖さと楽しさもありました。
今は登れるけど更に小さくなったら無理、とかね。

で、あれこれ小さい視点を想像しすぎると、翌日にも微かに続いちゃう。
この時のノリが上手く抜けないまま次の日になるわけですねw


「02」の感想

ある意味、私が会話に参加できない小ささで都合が良かった?
この時のメンバーの中で「博士とマリア」を知らなかったのは私だけでした。
(会話に参加する必要が無いのを利用して、平行して探したりしてました)

当然っちゃ当然なんですが、現実で未体験の「縮む」という現象を
どんな風に表現するのかは人それぞれ個性が出るトコロですね。
私は主観を省いて客観で書きましたが、ツナさんは主観で書いてます。
あ、ちなみに「博士とマリア」のセリフは誰が書いてもOKとなってました。
後々でさよさん以外の人が書いたセリフがどこかにあるはず。

ツナさんが1/10にまで縮んで、1/12スケールの服を着ようとするシーン。
身長160cmで計算すると16cmと13.333cmで、なんか着れそうに思えますが、
この時のサイズ差は1.2倍。服はそのまま自分だけ1.2倍なわけです。
・・・ちょっとこう考えると着れなさそうですね。かなりキツそうです。

ちなみにドールハウスを1/12としたのは―――
あっ、すまない。まとめでもう話してたっけ。

「02」は最初から最後までお話の中の私は1/4294967296*3だったんですが、
誰にも気づかれずぼんやり話を聞いていられるのはとても楽しかったです。
ただまぁ、聞けるだけでこっちから何しても小さすぎて何も起きません。
床に落ちた受話器のように、本当に聞けるだけ。これは一長一短かな?

ツナさんが「1cmなら食事できると思ってます」とツイートしてますね。
実際の所はどうなんでしょう。なんか肉系は無理そうな気がします。
今ちょっと口を開けてみて・・・6cm、口に入る限界は5cmでしょうか。
これをそのまんま1/160にすると、0.3125mmとでました。
つまり約0.3mmの口に入れてモグモグできれば1cmの背丈でも食事できる。
・・・パンとかヨーグルトとかは食べれますね。

その後の小さすぎるツナさんがうっかり食べられそうになるシーン。
何故か私は食べられるとこを想像できない人です。食べるとこも。
どうしてなんでしょう。日常的にあんまりよく見てないのかな。
ノドの動きとか顔の筋肉の動きはぼんやり想像つくんだけど。

「1/120 ÷ 1/1600 = 13.3 倍ね…
  ガンダムみたいな巨大人型ロボットと人間くらいの差なのかな…」
というツイート。これもちょっと考えてみます。楽しそうだし。
まず基準としてザクⅡの高さを調べます。*4
ザクⅡの高さは17.5m、160cmのおおよそ11倍ぐらいです。
つまりザクより少し大きく思える、と考えていいわけですね。
(ちなみにゼノギアスのギアはモビルスーツより高さ的には小さいです)


「03」の感想

サクランボのタルトと、七面鳥の丸焼きと、カスタードと・・・。
不思議の国のアリスを思い出しながら読むと楽しいのが「03」ですね。

やっぱり書く人によって縮小時の表現の仕方は十人十色、なのですが
こなごさんの場合は本人の雰囲気に周りが引っ張られていますね。
個人的に「01」と「02」はさよさんの雰囲気が前面に出てたかなぁ。

・・・あと、非常にハッキリと想像できる仕草と文章が多いですね。
さよさん、こなごさんは小説作品を公開している方なので、
こういった文章を書くことに対して慣れているのかもしれません。
対して私とツナさんは小説とは違う方面の文章をよく書いているので
その辺ちょっと意識して読んでみると、また別な面白さが・・・ないかな。

いつの間にかドールハウスがテーブルの上に、と思ったけど
そもそもこの時までドールハウスがどこにあるか書かれてませんでしたね。
どうして私はドールハウスが床にあると思っていたのやら。

このドールハウスにはお人形もありました。「01」で登場してましたね。
人形としか書かれていないので、私は球体間接人形を想像したのですが
どうやら他の人達はみんなリカちゃん人形で想像していたらしくて。
だからまぁ、「01」で私が「足のラインがいい」と言った時、
もしかしたら他の人達は「えっ?」となっていたのかも。

更に話はズレますが、球体間接人形はその名前の通り、間接が球体。
精巧に作られた人間らしさと、間接の作り物らしさが絶妙に混ざり合う、
ちょっぴり不思議な感じの人形です。私は持ってないけど、好きよ。

こなごさんの文章は擬音系のコトバと、あと「~」がよく出てきますね。
「ぴょんぴょん」「ぺたり」「ドンッ」「しゅるしゅる」・・・
うーん、私はあんまり使わないコトバかも。恥ずかしいのですよ。
こなごさんの中にあるアリス像はこういう喋り方なのかしら。ふふふ。

お話の中の、下手すると病原菌より小さな私が元の大きさに戻った時。
わりと冗談でも何でもなく「普通のドアが小さく」思えてました。
「01」の時点でドアを開けられなくなってたので、その影響ですね。
にしても、体中ブドウの匂いがしてペタペタするのは地味につらそう。

私がインスタントコーヒーを持ってきてますが、これ、事前に
「この後の朝食に飲み物は出る?」「持ち込みOK?」と聞いてます。
もうちょっと何か気持ちに余裕があれば、一歩踏み込んで
「コーヒーミルと豆を持ち込んで私が淹れても良い?」と聞いてたかも。
結果的に聞かなくて良かったかなぁと思ってます。
上手く表現できる自信ないし、こなごさん放置しちゃうし。

あぁ、やっぱり設定が決まると振る舞いや口調がしっかりと定まりますね。
「01」と比べて、各々がしっかりと演じるようになっている気がします。
そんな中でも私はマイペースに動いていますね。あはは・・・。

こなごさんがビンに入ってビンごとプールに浮かべられた後、
私がそれをよく見ようとしてうっかりプールに落ちるシーン。
直前にさよさんから「ビンの中のこなごさんをのぞいてみて」と言われて
「もしかしてこのプール、ただの水ではないのでは?」と疑問に思い、
プールを用意したさよさんにあえて聞かずに飛び込んでます。
結果として縮むとこまでは予想していたのですが、
まさか触れただけでも縮むとは思ってもいませんでした。予想外デス。

最後の最後まで私は性別不明で頑張って通しました。
別に「女性」「男性」と性別をハッキリさせても良かったのでしょうけど、
そうすると私らしさが薄れてしまうのでは、と思い「不明」で貫きました。
今更ですが、まとめを読む時はご自由にご想像ください。


「挿絵」ではなく「挿CG」

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「後日談?」プールの水はどうなったの?

まとめには載ってませんが、私がさよさんからプールの水を貰ってます。
これってどうなったの?

「水鉄砲に入れて、当たると縮むっていうのはどうかな?」とか
「霧吹きに入れて虫に当てちゃうのはどうかな?」とか
「いやいや自分が小さくなるのが一番じゃない?」とか
色々考えてて、結局いまだ手付かず。という事になってます。私の中で。
だってモッタイナイじゃないですか!

*1:1/12サイズの人の体感で30cm

*2:1/100サイズの私の体感で2.5m

*3:2の32乗分の1

*4:ここでザクⅡを選んだのは個人的な好みです。ドムでも良かったのですが・・・